Асами
洗濯機の几帳面的な呟き声を耳にしながら、朝視は心の振動を落ち着かせようとしていた。
今朝はまさかだと思ったことは実際おきたの。無理に決まっていて、校長先生はただ気遣ってくれていて、本当にそのつもりははっきりしてないようにみえて、信じられなかった。普通の服~学校に授業がないから、普通よりキャジュアルなジーンズまで履いて、~授業に行ったの。総合学習の生け花教室は面白くて、花のアレンジに集中して、他のことを置いておくことができた。続いた日本語の授業の間、心がなぜかとても敏感になったような気がして、いらいらするほどだった。その理由のない苛立ちを抑えようと、笑って、絶対顔に出さないと決心して、かなり積極的に授業に参加したとは言える。
授業が終わってシンドウ先生が呼び寄せた。「清水先生がタチアーナさんに会ってほしい人がいますから」と言って、校長先生のところへ連れて行った。階段を下りていたとき信じられない気持ちでいた。
淺川先生ともう一人の女性と校長先生が部屋に残った。二人目の女性は東京ブランチ廼ユニタスの代表。私は校長先生の隣に座るように促された。校長先生は私を自分の英語の先生として紹介した後、実に面接が始まった。心の準備が全くできていなかったのに!それでもその場でそれを考えてはいなかった。
不器用な日本語で対話に応じていった。
「英語だけじゃなくて、ロシア語も教えたいですか?」
「そうですね。英語はネイティブスピーカーではないので、その点でネイティブスピーカーに劣っている。ども英語も教えたいです。ネイティブスピーカーではないから、学生の気持ちを理解できるから、その点で増しだと思います」
その次は英語で自己紹介をするように言われた。
「OK. My name is Tatyana. I have studied at Minsk State Linguistic University. This is the central university in my country to study languages. My specialization was English and literature translation. The major was English and Japanese – minor.
I haven’t been to England or America, but at our university starting with the second year almost every lecture and every seminar has been in English. So English to me is now like a second native language for me.
As for my teaching experience, I have been teaching for 3 years now. Half a year at an elementary school. I taught English to first year students. Then I was employed by a private language school. Actually it is more like a language centre. I taught English to mainly adult groups and Japanese to children’s groups. And now I’m a teacher here, at Unitas.」
- What do you think you can teach the best – vocabulary, grammar, fluency?
- Hm, probably, fluency is something that a native speaker would do better. When I’m speaking English or any other language I’m cautious at choosing words. That’s why it doesn’t sound really fluent, does it? Also my English is much better when while speaking I’m thinking in English. If I’m not thinking in English while I’m speaking, it sounds awkward. If I read or watch something in English, I start thinking in the language and it becomes more natural.
- So in other respects there is no problem?
- Yes.
「小学生が30人のクラスで教えられると思いますか?」
「今までやったことがないので、自信ないです」
「30人の大学生がいるクラスでは?」
「大学生の30人がいるクラスは問題はないと思います」
「大きいクラスの前で大きい声を出せると思いますか」
「自信を持っているときは大きい声は自然に出ます」
「実にそうなんですよ」淺川先生が付け加えてくる「デモレッスンのときも全然違うものだったから」
「やはり教えたいですか?」
「そうです。ついおととい授業の後で、やはり私は日本で日本の学生に教えたいなと思いました。学生が努力をしている様子を見て、私も精一杯頑張るやる気が沸いてきます。学生の努力に負けないくらい努力をしたくなります」
「それは先生にとって大事な本質ですね。ここのユニタスで就職を考えているし、東京の八王子に就職して引っ越してもいいと考えていますか?」
「そうです」
「他に就職活動をしていますか」
「今はTOEICを受けて、結果を待っています。なので今はしていません。でも、ユニタスに日本での教師としての教育を受けて、他の学校に行ったら、あまりよくなくない?じゃないですか?この学校に恩があるんです」
「中々日本人らしい考え方をしていますね」と浅川先生が言う。
「あなたの授業にAidanさんがいても構わないのですか?」
「構いません。ベラルーシの学校で誰かの自分の授業を見守って、批判していただくのはほとんどなかったけれど、もしあれば私は今もっといい先生であったかもしれません。ユニタスに就職したとき、最初Aidanさんからも、みなさんから、淺川さんからもいろいろアドバイスをいただいて、自分の教える形を調整することができたと思います」
大体話はこれで終了した。校長先生は一生懸命に朝視のことを推薦してくださった。ありがたい。面接のときにも校長先生にそう言いました。
「では失礼いたします」もう帰っていいと判断したとき、朝視は言った。「ありがとうございます」深く頭を下げた「ご時間を」
出る前にもう一度お礼を言った。そうしかるべきだからではなくて、心から感謝を表したかったからなの。
翔子さんから明日から始める新しい学生の話を聞いた。パン屋さんでのシフトを短縮してもらわないと、と戸惑いなくて思った。
少し準備して、学校を出たとき、校長先生が向かい側から入ってくる。
「ありがとうございます」心から感謝した。
「なんでもないから」と校長先生は微笑みながら通り過ぎた。
朝視はその背中に頭を下げた。

私、シクジッタリはしてないよね?胸が大変動揺している。まさか今日思いがけなく私の人生の中で決定的な一日だったのでしょうか?朝視は怖かった。英語でも、日本語でも、もっと上手に対応できたのに!もっと適切な服を着てよかったのに!どうだったのだろうか・・・
でも長所は一つがあったと思う。心から正直に話してよかった。
前向きでいよう。チャンスが来ることを信じていなく、準備もしてなければ緊張も溜まっていない私にはできることを全てやった。これから、今までと同じように、更に英語の能力に注意を配って、一所懸命に教師の仕事を続けること。:)
これからどうなっても、愛美さんの英語教育をやめたりはしないけれど。約束したから。最後まで成長を見守りたい、その成長を助けてあげたい、彼女のおかげで、また彼女や他の学生のために学生を見捨てる教師ではなく、いつでも学生を第一に思う教師でいたいから。

今日作った生け花。『半ば野生』
今読んでいる本を考えて作ったの、と先生に作品の名前を聞かれたとき、説明した。
先生は「確かにそうみえるよ」と言ってくれた。
ベースとして麦。
ネイサンは単純な野原の花。ヒースを思わせる。
ガブリエルは野原の花とはいえ、美しい。ネイサンと本性がものすごく合うこともあって、ネイサンが彼のことを美しいと感じ取っている。
アナリーゼは上品なナデシコのような花にした。きれい、女性らしい。それに違う。核が違う。本質が違う。野原の野生の花と親切にできるけれど、理解し合えない。
彼女の花は右に傾いている。ネイサンの麦わらは天まで伸びるように、生き延びようとしている彼を表す。
ガブリエルはその傍らにいて、彼にはまだ話していない、まだ聞いてもらっていないことを抱えているけれど~そっぽを向いている花の一筋はそれを表す~他の全てはもうネイサンのもの。葉っぱをやさしく絡ませ、茎自体を屈めて、彼を支えている。ネイサンの花はそれに答えるように、ガブリエルを葉っぱで抱きしめ、彼に無意識に葉っぱを伸ばそうとしている。彼になるべく触れるように。彼の思いを今アナリーゼが占めているけれど、ガブリエルはそのを超える特別な存在なのである。
その思いで『半ば野生』が生まれた。

朝ごはんにクリームクロワッサンを食べながら、少し雪をこ飾った山を眺めていたとき、朝視はガブリエルの優しい心を心で考えていて、中からやさしい暖かみが湧き上がるのを感じていた。朝視は微笑んだ。



@темы: Asami's Diary